大会終了

ワールドコップサッカー2019山梨・勝沼
無事終了しました。
決勝は日本代表が2-1でドリームチームを制し見事4連覇を達成!
破れたドリームも2年連続準優勝。安定のチームワークと粘りを見せました。
初出場インドネシアは初戦で敗れましたが2得点を記録して、良く走り粘りあるチームでした。大会に新しい風を吹き込んでくれました。
ペルーも初戦で2-4とドリームに敗れましたがFWロベルト・キタノを中心に確かな技術を披露。昨年の初戦敗退とは内容が違いました。昨年は選手人数が足りない、ユニフォームがない、ラフプレーが多い、など明らかな準備不足でしたが、今年はユニフォームを新調し、ラフプレーは減り冷静さも失わなかった。
事前にピッチ看板を一緒に制作したり、大会に臨む姿勢が好試合を導いたと思います。
準決勝で日本に破れたボリビア。フィジカルコンタクトが強く、球際の激しいプレーで強豪日本に対抗しました。何より諦めない精神力、素晴らしかった。終了間際の2得点が象徴していました。そして大会終日、会場内のゴミ拾いを率先して実行。参加外国人チームに呼び掛けていました。「外国人チームが控えるテントエリアのゴミ管理は任せて!」の言葉、嬉しかった。
準優勝ドリームチーム。ガボンのパラマンボ選手、モロッコのアビディ選手、メディ選手を中心とした安定の実力で毎年上位進出しています。
ともかくワールドコップ趣旨を理解し、大会全体を楽しんでくれる象徴的なチーム。
多国籍連合チームだけに、そもそもが多文化を共有しながらの行動が出来ている。今年も救われました。ありがとう。
王国・ブラジル。準決勝ドリームと死闘の末PK戦で敗れましたが、ペルー同様昨年とは姿勢が違いました。まず、いつも遅刻だったのが1時間前の7時に集合、ユニフォームも新調して揃えてきました。集合時間が早かったので事前に本部と大会趣旨を共有する時間がもてました。これらはダーティーなプレーを減らし好試合をもたらせました。
審判に文句言っても何も変わらない。それよりいかに審判を味方につけるか、それが本来のマリーシア(したたかさ、機転が利く)でしょ。知性やルールを超えて相手を意図的に傷つけるような汚いプレーをして勝ったとしてもカッコよくない。ワールドコップはそこは求めない。ワールドコップでの王国・ブラジルはサッカーが上手い、強い、以外のところも大事。苦しいときやケンカになりそうなとき、審判のジャッジが不当に感じたとき、どんな苦境でも持ち前の陽気さと知恵で乗り越える。それこそが王国だ、と僕は思ってます。今回のブラジルは王国の雰囲気が漂っていました。

なんと言ってもベトナム。試合は初戦ブラジルにPK戦で負けてしまいましたが、スピードとスタミナ、チームの活気、ルール・マナー遵守、大会や他チームへのリスペクト、そして笑顔。会場内に爽やかなベトナムの風が吹いていました。大会が誇るベストチームだと思います。
4連覇の日本代表は要所に元プロ選手を配置しポゼッションとサイド攻撃で相手を終始圧倒。一般選手も元プロ選手にリードされて好プレーをしていました。また50代、60代の選手も年齢を感じさせない積極的なプレーで勝利に貢献していました。
実況解説、MC、お笑いステージと大活躍でした、2011大会からのレギュラー・ぴっかり高木といしいそうたろうのお二人
毎年ビックリ!マジシャン水野翔さん
サルバドール・サンバ!Banda Girassol(バンダ ジラソウ)
踊ったー
サッカー×音楽
DJ sawaccho & TAKE CHARGE !
ちびっこサッカー
暑い中みんな頑張りました!


今年は嬉しいことが沢山ありました。
全チームが集合時間に来た、ラフプレーが少なくなった、いつもほぼ日本チームだけで片付け作業をしていたのが全チーム残って作業やゴミ拾いをした、そして僕が怒る回数が減った、など。
今までで一番各チームとコミュニケーションが取れたと思います。1日だけ、山梨・勝沼の中だけ、だけど目標に向かってひとつになれなんじゃないかな。平和な感じでした。
大会としては勝沼に戻って来て3年目。甲府・小瀬で開催していた時期よりスケールは小さくなりましたが質は良くなっている。量のスケールダウン質のスケールアップを続けた先に量のスケールアップが見えてくるのでは。これはまちづくりにも共通すると思います。

来年また開催出来るかどうか。。
出来るように日々努めていきます。
ご支援いただいた皆さま、暑いのに会場にお越しくださった皆さま、日本の仲間、皆さんありがとうございました!

大会実行委員長
鶴田真也

0コメント

  • 1000 / 1000